■セカンドオピニオンとインフォームドコンセントについて
昨今、テレビやインターネットなどで「セカンドオピニオン」や「インフォームドコンセント」といった専門用語をよく耳にします。医療を受ける上でとても重要な考え方なのですが、いざ歯科や医科のクリニックに行って、これらの言葉の説明を受けることはまずありませんよね。そこで今回はセカンドオピニオンとインフォームドコンセントの意味や重要性について詳しく解説します。
▼セカンドオピニオンとは?
皆さんは歯科や医科のクリニックを受診した際、診断や治療法に不安を感じたことはありませんか?相手は医療の専門家なので大きな間違いをすることはありませんが、自分にとって最善といえる医療を提案してくれるかどうかは別です。場合によっては医院側の利益を第一に考えた治療法を提案されることもあるかもしれません。そんな時役に立つのがセカンドオピニオンです。
◎第二の意見を求める権利
セカンドオピニオンは、主治医とは別の医師や歯科医師に意見を求める権利であり、公的に認められた制度ともいえます。それは歯科治療も例外ではありません。ですから、歯科での診療で何か不安や疑問に思うことがあり、どうしても納得できない場合は、その他の医院にセカンドオピニオンを求めてみてください。
▼インフォームドコンセントとは?
インフォームドコンセントは、医療を提供する側が説明責任をしっかり果たすための制度であり、考え方でもあります。ひと昔前までは医師や歯科医師の言うことが絶対であり、それに黙って従うのが患者という、アンバランスな関係性が成り立っていましたが、それは医療を受ける側にとってデメリットが大きく、改める必要がありました。そうした広がったのが「インフォームドコンセント」という考え方です。
◎ていねいな「説明」と納得した上での「同意」
インフォームドコンセントの考え方が浸透する前までは、虫歯が見つかると問答無用で削っていた歯医者さんも珍しくありませんでした。十分な説明がされないまま治療に同意せざるを得ないため、治療後に後悔するケースも多々あったことでしょう。現在は虫歯が見つかった際、どのような処置が必要になるのか、なぜ歯を削らなければならないのか、その他の治療の選択肢についても事前にしっかり説明するのが当たり前になっています。逆に、そうしたプロセスを踏まずに歯を削る先生は、インフォームドコンセントを徹底していないといえるでしょう。
▼まとめ
今回は、医療の専門用語であるセカンドオピニオンとインフォームドコンセントについて解説しました。どちらも公正な医療を受ける上で重要となる考え方なので、その内容は正確に理解しておくことが大切です。ちなみに、大田区のソレイユデンタルクリニックでは、いろいろ歯科治療のセカンドオピニオンにも対応しておりますので、他院の診断や治療に不安のある方はいつでもお気軽にご連絡ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ● | ● |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ● | ● |
午前:10:00~13:00
午後:14:30~19:00
●:9:30~12:30/13:40~17:30
休診日:水曜・祝日