小児歯科とは

お子様にとって、歯科医院は緊張や不安を覚える場所です。泣いたり暴れたりするお子様も多く、ユニット（治療用の椅子）に長時間座っていることは容易ではありません。

そのため、お子様に治療を受けさせたくても、「どの歯医者さんに連れて行けばいいのかわからない」「歯医者さんできちんと受け入れてもらえるのか」と心配される方がたくさんいらっしゃいます。

当院では、お子様の治療経験が豊富な小児歯科の歯科医師をはじめ、子ども好きなスタッフが治療に携わっています。また、ユニットにはテレビが設置されており、アニメなどを観ながら治療を受けられるなど、お子様が緊張や不安から解放され、リラックスできるよう工夫しています。

スタッフ一同、お子様に「歯医者さんは楽しい場所」と思っていただけるよう優しく丁寧に接しているので、どうぞお気軽にご来院ください。

「どうせ永久歯に生え変わるから」と、乳歯の虫歯や不正咬合（歯並びや噛み合わせに異常がある状態）を放置している方はいらっしゃいませんか？ 乳歯は後から生えてくる永久歯に影響を及ぼすため、異変に気づいたらすぐに、より適切な処置を受けることが大切です。

症状が進行してから治療を受けると、お子様の肉体的・精神的負担が大きくなり、歯科医院への通院を敬遠するようになってしまいます。

そうなると口の健康維持が難しくなってしまうので、「通院に慣れておく」という意味も込めて、異変に気づいたらすぐにお子様をお連れください。乳歯の段階でより適切な処置を受けられれば、お子様の負担が軽く済み、将来的に歯科医院を敬遠することなく通院できます。

当院ではお子様の虫歯予防に積極的に取り組み、フッ素塗布（歯質を強化する処置）やシーラント（歯の溝を埋める処置）などを行なっています。また小児矯正歯科では、顎の成長や永久歯の萌出などを見据え、整った歯並びを実現できるよう治療を行なっています。

口の病気を予防し、しっかりと噛める健康な口を維持できるようサポートさせていただきます。

歯の表面に『フッ素』という薬剤を塗って歯質を強化することにより、虫歯予防効果を得る方法です。

塗布後は徐々に効果が薄れていくので、3～4ヵ月ごとに処置を受けていただくことをお勧めします。フッ素塗布についての詳細は、予防歯科のページをご覧ください。

歯の咬合面（上下の歯が噛み合う面）には溝があるため、歯磨きしにくく虫歯になりやすい部分です。この溝をレジン（樹脂）で埋めて、虫歯予防効果を得る方法です。シーラントは健康保険を適用できる保険診療となっています。

シーラントについての詳細は、予防歯科のページをご覧ください。

ユニット（治療用の椅子）には一台ごとにテレビを設置しています。お子様はアニメなどを観ながら治療を受けられるので、それに集中することで治療の恐怖心を軽減できます。

アニメのお好みがありましたら、お声がけください。

障がいをお持ちのお子様を診療してくれる歯科医院は、多くはありません。大学病院の障がい者歯科を受診したり、障がい者の受診が可能な一般の歯科医院を探される方も多いようです。

しかし、「異変を感じたから診てほしい」「治療の必要性を知りたい」など、本格的な治療を開始するというよりも「まずは相談したい」という方は、わざわざ大学病院などを受診するより、身近な歯科医院を気軽に受診したいのではないでしょうか。

当院は、障がいをお持ちのお子様とご家族の方にお気軽に受診していただける歯科医院です。気になることがありましたら、ぜひご来院ください。ご相談から治療まで、可能な限り対応させていただきます。

万一、治療が困難であると判断した場合は、大学病院などをご紹介させていただくので、ご安心いただければと思います。