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インプラントの適用年齢とは?若年層・高齢者が治療を受けるリスクや治療のメリット

「インプラント治療に年齢制限はある?」「若年層や高齢者がインプラント治療を受けるリスクは?」と疑問に思っていませんか?

自分の年齢で、インプラント治療が可能かどうかお悩みなのではないでしょうか。とくに、身体のリスクが増加する「70代以降」の高齢者の場合は歯科医師と十分に相談してから治療が求められます。

この記事では、「インプラントの適用年齢や治療を受けるリスク、メリット」を紹介します。インプラントをしている年齢層や治療ができないケースまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1.インプラントの適用年齢とは?

インプラントの適用年齢は、以下のとおりです。

  • 下限は顎の骨の成長が完了する「18歳~20歳以降」から 
  • 身体のリスクが増加する「70代以降」は要相談

それぞれ紹介します。

1-1.下限は顎の骨の成長が完了する「18歳~20歳以降」から

インプラント治療の下限年齢は、顎の骨の成長が完了する「18歳〜20歳」以降です。顎の骨が十分に発達していない状態でインプラントを埋入すると、将来的な歯並びや咬み合わせに問題が生じる恐れがあります。

個人差はありますが、一般的に20歳前後を目安に顎の骨の成長が止まると、インプラント治療が可能です。ただし、20歳を過ぎていても骨の成長が完了していない場合もあるため、歯科医師による詳細な検査や診断が求められます。

1-2.身体のリスクが増加する「70代以降」は要相談

70代以降のインプラント治療は、身体のリスクが増加するため慎重な判断が必要です。加齢とともに骨密度が低下すると、インプラントの定着率も低下します。加えて、高血圧や糖尿病などの持病があると、手術自体が難しくなるケースもあります。

また、東京医科歯科大学の調査によると、2016年度におけるインプラント治療の新患の最多年代は「60歳代」が多いです。

術後の回復力や自己管理能力も踏まえ、70代以降の方は歯科医師と相談が不可欠です。

参考:インプラント外来への新来患者における過去 20 年間の臨床統計的調査

2.インプラントをしている人は50代以上の年齢層に多い

令和4年に厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査によると、インプラントをしている方の割合が高いのは、主に50代以上の年齢層です。

表引用元:令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要

次に、50代前後から歯が失われやすい原因を解説します。

2-1.50代前後から歯を失いやすい原因

50代から歯を失いやすくなる主な原因は、歯周病と虫歯です。男性の場合は、年齢にともなう唾液の分泌の低下や不規則な生活習慣による免疫力の低下が考えられます。

対して女性の場合は、妊娠時や月経周期においてもホルモンの変動によって細菌の増殖を助け、歯周病を悪化させる原因となります。

年齢をかさねるにつれて抱えやすい歯の負担の増加が、50代前後から歯を失いやすい原因です。

3.年齢別のインプラント治療におけるリスク

年齢別に、インプラント治療におけるリスクが存在します。

  • 若者のインプラント治療のリスク
  • 高齢者のインプラント治療のリスク

ひとつずつ解説します。

3-1.若者のインプラント治療のリスク

若者のインプラント治療では、顎骨の成長に関連するリスクがあります。たとえば、20歳未満の場合のリスクは、以下のとおりです。

  • 顎骨の成長が完了しておらず、インプラント埋入後に問題が生じる可能性もある
  • 将来的な顎骨の変化や歯の移動のリスクがある
  • 口腔衛生習慣が確立していない場合がある
  • インプラント周囲炎のリスクが高まる場合もある

とくに、20代前半でのインプラントは、顎骨の成長状況や口腔衛生状態を十分に診断してからの治療が求められます。

3-2.高齢者のインプラント治療のリスク

高齢者のインプラント治療は、全身疾患や体力低下などに関連するリスクがあります。たとえば以下のとおりです。

  • 免疫力低下が低下し術中や術後の細菌感染のリスクがある
  • 骨密度低下によってインプラントと顎骨の結合が困難になる
  • 持病がある場合は手術中の合併症のリスクがある
  • 体力の低下により手術自体に耐えられない場合がある・術後の回復に時間がかかる

高齢者のインプラントについては以下の記事でさらに詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

関連記事:高齢者でもインプラントはできる?年齢制限や条件はある?

4.インプラントをできない人もいる

以下に該当している場合、インプラント治療をできない可能性もあります。

  • 骨粗鬆症で骨密度が低い
  • 18歳以下の未成年である
  • 歯周病や虫歯など口腔内の状態が悪い
  • 糖尿病や高血圧などの持病を持っている
  • 妊娠している
  • 腎疾患があって血液透析を受けている
  • タバコを吸っている
  • メンテナンスに通えない
  • 麻酔をしたくない

インプラント治療の適応については、歯科医師による精密検査と十分な相談が不可欠です。年齢や全身の健康状態を考慮し、最適な治療法の選択をしましょう。

関連記事:インプラントできない人の条件とは?できないときの対処法も解説

5.インプラント治療はメリットが豊富

インプラント治療はリスクがある一方で、年齢を問わず、選ばれるメリットも豊富です。

  • 周囲の歯に負荷をかけない
  • 天然歯のように咀嚼しやすい
  • 審美性が高い
  • 発音がしやすい
  • メンテナンスで取り外す必要がない
  • 寿命が比較的長い
  • 骨の痩せを防止できる
  • 心身の健康促進につながる

インプラント治療は、失った歯の根元から再建をおこないます。ブリッジや入れ歯とは違い、歯根の機能も回復するため、天然歯に近い形と働きを取り戻せます。

関連記事:インプラントにデメリットはある?治療を成功させるポイント5選も解説

6.まとめ

インプラントの適用年齢は、顎の骨の成長が完了する「18歳〜20歳以降」から可能です。対して、全身疾患や体力低下などの身体のリスクが増加する「70代以降」の高齢者の場合は、歯科医師とよく相談が必要です。

また、インプラントをできない方もいるため、インプラント治療におけるリスクを踏まえて気になる症状がある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

ソレイユデンタルクリニックでは、インプラントについてのご相談を随時受け付けております。術前・術後のケアまで徹底しておこなわせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

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