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前歯をインプラントにする際の注意点5つと歯科医院を選ぶポイント3選

「前歯のインプラント治療の注意点は?」「ブリッジ治療との違いはある?」「見た目が自然な前歯を実現したい」と思っていませんか?

上記の疑問をお持ちの方は、インプラント治療後も不自然な見た目が残ることを避けたいとお悩みなのではないでしょうか。難易度が高いといわれる前歯のインプラントですが、経験豊富な歯科医院が選べると、自然な見た目を実現できます。

この記事では、前歯をインプラントにする際の注意点と歯科医院を選ぶポイントを紹介します。また、前歯のインプラント治療のメリット・デメリットまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1.前歯のインプラント治療を受ける際の注意点5つ

前歯のインプラント治療を受ける際の注意点は、5つです。

  • 前歯の見た目を重視する
  • 骨の状態を確認する
  • 周囲の歯や歯肉との調和を考える
  • 治療後の口腔ケアを考慮する
  • 治療の計画を慎重に立てる

それぞれ解説します。

1-1.前歯の見た目を重視する

前歯のインプラント治療では、見た目が最も重要です。自然な外観を再現するには、周囲の歯や歯肉との調和が欠かせません。

色や形を周りの歯に合わせた被せ物を入れることで、審美的に優れた仕上がりになります。また、インプラント周囲の歯肉のボリュームを増やせると、見た目が改善します。

ただし、前歯2本の連続したインプラントを埋め込む場合、歯間乳頭の再形成に高度な技術が必要です。

自然な見た目を実現するには、経験豊富な歯科医師による慎重な計画と技術が求められます。

1-2.骨の状態を確認する

インプラント治療の成功には、顎骨の状態確認が必要です。前歯部は顎の骨が薄く、骨量が少ないことが多いため、治療が難しくなるケースもあります。

そのため、術前にCTやレントゲン検査をおこない、骨密度や骨の高さ・厚みを正確に把握することが不可欠です。骨量が不足している場合は、骨造成などの補助的な治療が必要になることがあります。

適切な診断と治療計画により、インプラントの抜け落ちや骨を突き抜けるといったトラブルを防げます。

1-3.周囲の歯や歯肉との調和を考える

前歯のインプラント治療において、周囲の歯や歯肉との調和を考慮しましょう。インプラントと隣接する天然歯との距離は最低1.5mm、インプラント同士の距離は3.0mm以上のスペースが必要です。

もしスペースを確保できない場合、顎の骨に十分な栄養が行き届かず、骨が壊死するリスクもあります。

また、歯肉の状態も考慮が必要です。歯肉が薄いと、インプラントの金属部分が透けて見える場合があります。必要に応じて歯肉移植をおこない、周囲の歯肉と調和の取れた自然な見た目を目指しましょう。

1-4.治療後の口腔ケアを考慮する

インプラント治療では、治療後の口腔ケアも考慮するべきです。定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

インプラント周囲炎は、インプラントと歯肉の周囲に炎症が起き、進行するとインプラントを支える顎の骨が溶けてしまいます。そのため、治療後は1カ月に1回程度の間隔で歯科医院を訪れ、お口の中の確認とクリーニングが大切です。

また、日々の丁寧なブラッシングや歯間清掃も欠かせません。治療前から、長期的な口腔ケアの重要性を理解し、継続的なメンテナンスの必要性の認識が求められます。

1-5.治療の計画を慎重に立てる

前歯のインプラント治療は複雑なため、慎重な計画が必要です。治療開始前に、カウンセリングと術前検査をおこない、詳細な治療計画を立てます。

計画の段階で骨造成や歯肉移植、矯正治療の必要性などの説明を受けますが、治療期間や費用まで十分に理解し、納得したうえでの治療開始が重要です。

また、手術方法についても、1回法と2回法のどちらが適しているか、医師と相談のうえ決定します。治療計画には患者の希望や生活スタイルも考慮し、長期的な視点で最適な方法の選択が大切です。

2.前歯のインプラントとブリッジを比較

前歯のインプラントとブリッジの判断基準は、以下のとおりです。

  • 審美性や耐久性を重視するならインプラント
  • 価格を重視するならブリッジ

ひとつずつ解説します。

2-1.審美性や耐久性を重視するならインプラント

インプラントは、前歯の審美性と耐久性において優れた選択肢です。天然歯に近い見た目を実現できるため、噛む力も天然歯とほぼ同じまで回復できます。

また、違和感がほとんどなく、味覚への影響も最小限です。インプラントはほかの歯に負担をかけず、歯槽骨の吸収を抑制する効果があります。

長期的な観点からみると、インプラントの平均耐用年数はブリッジよりも長く、両サイドの歯の寿命を延ばせます。ただし、インプラント治療には手術が必要で、治療期間が長くなる点に注意が必要です。

2-2.価格を重視するならブリッジ

ブリッジは、価格面でインプラントよりも優位性があります。保険が適用されるブリッジの場合、1本あたり2〜3万円程度で治療が可能です。

一方、インプラントは保険適用外のため、1本あたり30〜40万円程度かかります。ブリッジは短期間で治療が完了し、手術も必要ありません。

ただし、ブリッジは支えとなる両隣の健康な歯を削る必要があり、歯の負担も大きいです。また、噛む力はインプラントほど回復せず、天然歯の6割程度にとどまります。

審美性においても、インプラントほど自然な仕上がりにはなりにくいケースがあります。

3.前歯をインプラントにする際の歯科医院の選び方3選

前歯をインプラントにする際の歯科医院の選び方のポイントは、以下の3つです。

  • 審美治療に力を注いでいるか
  • 経験豊富なインプラント専門医が在籍しているか
  • オーダーメイドの治療計画を立ててくれるか

それぞれ解説します。

3-1.審美治療に力を注いでいるか

前歯のインプラント治療では、審美性が最も重要です。審美治療に力を注いでいる歯科医院を選ぶと、自然な見た目を実現できます。

前歯の治療実績が豊富な医院を選びましょう。歯科用CTなどの最新設備を備えているかも確認します。

設備があると、より精密な診断と治療が可能です。また、インプラント以外の審美治療の知識も豊富な医院なら、総合的な観点から最適な治療法を提案してくれます。

3-2.経験豊富なインプラント専門医が在籍しているか

インプラント専門医が在籍しているかどうかは、治療の成功率を高める重要な要素です。日本口腔インプラント学会の専門医資格を持つ歯科医師は、豊富な経験と確かな技術、知識を有しています。

また、年間のインプラント埋入実績数も重要な指標です。多くの症例を扱っている医院ほど、さまざまな状況に対応できる技術力を持っています。

さらに、インプラント以外の口腔外科や歯周病治療などの知識も豊富な医師がいる医院を選ぶと、総合的な口腔ケアが期待できます。

当院では、日本口腔インプラント学会認定やICOI国際口腔インプラント学会から認定を受けた専門医がインプラント治療を担当していますので、安心してご相談ください。

3-2.経験豊富なインプラント専門医が在籍しているか

インプラント専門医が在籍しているかどうかは、治療の成功率を高める重要な要素です。日本口腔インプラント学会の専門医資格を持つ歯科医師は、豊富な経験と確かな技術、知識を有しています。

また、年間のインプラント埋入実績数も重要な指標です。多くの症例を扱っている医院ほど、さまざまな状況に対応できる技術力を持っています。

さらに、インプラント以外の口腔外科や歯周病治療などの知識も豊富な医師がいる医院を選ぶと、総合的な口腔ケアが期待できます。

当院では、日本口腔インプラント学会認定やICOI国際口腔インプラント学会から認定を受けた専門医がインプラント治療を担当していますので、安心してご相談ください。

3-3.オーダーメイドの治療計画を立ててくれるか

患者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画は、インプラント治療の成功に不可欠です。診断結果をもとに、個人の口腔環境や健康状態に適した治療アプローチを設計してくれる医院を選びましょう。

治療計画には、使用するインプラントの種類や骨造成の必要性、治療期間や費用などが含まれます。また、治療後のアフターケアやメンテナンスについても計画に組み込まれているかも大切です。

丁寧なカウンセリングと明確な説明をしてくれる医院であれば、患者の不安を軽減し、長期的に安定した治療結果が期待できます。

4.前歯のインプラント治療のメリット

前歯のインプラント治療のメリットは、以下の5つです。

  • 周囲の歯に対して負荷が少ない
  • 天然歯のように咀嚼できる
  • 審美性に優れている
  • 発音がしやすい
  • メンテナンス時の取り外しが不要

ひとつずつ解説します。

関連記事:インプラントにデメリットはある?治療を成功させるポイント5選も解説

4-1.周囲の歯に対して負荷が少ない

インプラントは顎の骨に直接埋め込むため、ブリッジのように隣接する歯を削る必要がありません。結果的に、健康な歯を保護しながら、失った歯の機能を回復できます。

また、インプラントは自立した歯として、ほかの歯に負担をかけることなく長期間使用できるため、口腔内全体の健康維持にもつながります。

4-2.天然歯のように咀嚼できる

インプラントは顎の骨としっかりと結合でき、天然歯に近い咀嚼力が得られます。前歯は食べ物を噛み切る重要な役割を担っており、インプラントにすることで食事の質が改善されやすいです。

また、ブリッジや入れ歯と比べてより強い力で食べ物を噛めるため、餅のような粘着性の高い食品も問題なく食べられます。ただし、過度に硬い食べ物は避けるなど、適切な使用に注意が必要です。

関連記事:インプラント後の食事はOK!おすすめの食べ物やメニュー例を紹介

4-3.審美性に優れている

前歯のインプラントは、自然な見た目を実現できる点が魅力です。インプラント本体は、歯肉の奥に埋め込まれるため、人目に触れません。

人工歯は天然歯と同じ色や質感のセラミック素材で作られるので、もとの歯と遜色のない仕上がりになります。また、ブリッジや入れ歯と違い経年劣化による色の変化や外れるリスクが少ないため、長期的に美しい笑顔を維持できます。

4-4.発音がしやすい

インプラントは顎に固定されているため、入れ歯のように外れる心配がなく、安定した発音ができます。とくに前歯は発音に重要な役割を果たすため、インプラント治療により明瞭な発音が可能です。

ただし、治療直後は一時的に「サ行」や「タ行」の発音が難しくなる場合もありますが、発音練習をおこなうと徐々に改善されます。

4-5.メンテナンス時の取り外しが不要

インプラントは顎の骨に固定されており、入れ歯のように毎日取り外してのケアは不要です。日常的なブラッシングと、定期的な歯科医院でのメンテナンスで十分です。

ただし、インプラントを長持ちさせるためには、適切なセルフケアと定期検診が欠かせません。やわらかい歯ブラシを使用し、インプラント周囲を丁寧に磨くことが大切です。

また、2〜6カ月に1回程度の専門的なクリーニングを受けることで、口腔内の健康を維持できます。

5.前歯のインプラント治療のデメリット

前歯のインプラント治療のデメリットは、以下の4つです。

  • 治療期間が長い
  • 保険適用外で治療費が高い
  • 外科手術のため体に負担がかかる
  • 治療後はメンテナンスが不可欠

それぞれ解説します。

関連記事:インプラントにデメリットはある?治療を成功させるポイント5選も解説

5-1.治療期間が長い

前歯のインプラント治療は、通常3カ月から1年程度の期間を要します。インプラントを埋め込んだあと、骨と結合するまでの治癒期間が必要です。

一般的には、3〜6カ月かかります。さらに、骨造成が必要な場合はさらに長期化し、1年近くかかることもあります。

治療期間中は、仮歯を装着することが多く、長期間にわたり通院が必要です。患者の口腔内の状態や骨の状況によって治療期間が変わるため、事前に歯科医師と十分な相談をおこないましょう。

5-2.保険適用外で治療費が高い

インプラント治療は原則として保険適用外のため、高額な治療費がかかります。前歯1本のインプラント治療費は、30〜50万円程度が一般的です。

さらに、骨造成や歯肉移植などの追加処置が必要になると、さらに費用が増加します。治療費は医院によって異なるため、複数の歯科医院で見積もりを取るのがおすすめです。

また、分割払いや医療ローンなどの支払い方法について相談することも検討しましょう。

5-3.外科手術のため体に負担がかかる

インプラント治療は外科手術をおこなうため、体への負担が避けられません。手術時には局所麻酔をおこないますが、術後の痛みや腫れが生じるケースもあります。

また、糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患がある場合、治療のリスクが高くなる場合があります。手術に不安がある場合は、歯科医師と十分に相談し、自身の健康状態を考慮したうえで治療を検討することが重要です。

5-4.治療後はメンテナンスが不可欠

インプラント治療後は、定期的なメンテナンスが不可欠です。インプラント周囲炎のリスクがあるため、日々の丁寧なブラッシングと定期的な歯科検診が必要になります。

とくに前歯は審美性が重要なため、歯肉の状態や色調の変化にも注意が必要です。また、歯茎が下がることで、インプラントの接合部が露出するリスクもあります。

長期的に良好な状態を維持するためには、患者自身による適切なケアと、定期的な専門的クリーニングが欠かせません。

6.前歯のインプラント治療の流れと期間

前歯のインプラント治療フローは、以下のとおりです。

  • 治療の流れと期間
  • 歯がない期間はある?

ひとつずつ解説します。

6-1.治療の流れと期間

前歯のインプラント治療全体の期間は、通常3カ月〜1年程度かかります。複数の段階を経て完了するため、以下のような適切な治療計画を立てましょう。

  1. カウンセリングと術前検査
  2. (一次手術)インプラント体を顎の骨に埋め込む
  3. 3〜6カ月の治癒期間を設けて、インプラントと骨の結合を待つ
  4. (二次手術)アバットメントを装着
  5. 治癒期間を経て、人工歯の装着する

ただし、骨造成が必要な場合は、さらに長期化するケースがあります。治療期間は、患者の口腔内の状態や骨の状況によって変わるため、事前に歯科医師と十分な相談をおこないましょう。

関連記事:インプラントの治療期間は?治療の流れごとに期間・注意点を解説

6-2.歯がない期間はある?

インプラント治療で歯がない期間は、「2〜6カ月」程度です。一方、前歯のインプラント治療中、完全に歯がない期間を作ることはほとんどありません。

一次手術後、インプラントと骨が結合するまでの治癒期間中は、仮歯を装着します。仮歯は、見た目や機能を一時的に回復させる役割を果たします。

ただし、仮歯の形態や材質によっては、咀嚼力や審美性が本来の歯より劣る場合もあるため注意が必要です。また、最終的な人工歯の装着までは、食事や発音に若干の不便を感じる可能性もありますが、日常生活に大きな支障をきたすことはありません。

関連記事:インプラント治療中の歯がない期間はどのくらい?対応や注意点を解説

7.前歯のインプラントにかかる費用の目安

前歯のインプラントにかかる費用は、1本あたり「30万〜60万円」程度です。金額には、以下の費用が含まれます。

  • 検査・診察費
  • 手術費用
  • インプラント体
  • アバットメント
  • 人工歯

ただし、治療内容や歯科医院によって価格は変動します。前歯の場合、審美性が求められるため、奥歯よりも若干高くなりやすいです。

また、骨造成が必要な場合は「15〜30万円」程度の追加費用がかかる場合もあります。

8.前歯のインプラントはソレイユデンタルクリニックにお任せください!

前歯のインプラント治療なら、「ソレイユデンタルクリニック」にお任せください。日本口腔インプラント学会認定の口腔インプラント専門医や、国際口腔インプラント協会認定の指導医が治療を担当します。

24年以上の豊富な経験を持つ院長が、高度な技術を要する骨造成にも対応しており、静脈内鎮静法により、痛みや恐怖を感じにくい快適な治療が受けられます。

インプラント本体には保証期間が設けられているため、トラブル時の再治療も安心です。定期的なメンテナンスが可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。

9.まとめ

前歯の治療を受ける際は「審美性や耐久性を重視するならインプラント」「価格を重視するならブリッジ」がそれぞれおすすめです。

一方で、前歯のインプラント治療では、以下5つに注意して進めましょう。

  • 前歯の見た目を重視する
  • 骨の状態を確認する
  • 周囲の歯や歯肉との調和を考える
  • 治療後の口腔ケアを考慮する
  • 治療の計画を慎重に立てる

また、自信を持って笑顔でコミュニケーションを取れるようになりたい方や、長期的に安定した口腔健康を維持したい方は、早めに歯科医院を受診してみましょう。

ソレイユデンタルクリニックでは、インプラントについてのご相談を随時受け付けております。術前・術後のケアまで徹底しておこなわせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

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