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インプラントと入れ歯の違いは?治療で後悔しないための選び方まで紹介

「インプラントと入れ歯の違いとは?」「インプラントと入れ歯のそれぞれの特徴が知りたい」「インプラント・入れ歯のどちらが自分に合っているのか判断したい」と思っていませんか?

インプラントと入れ歯の違いには、「保険適用と自費治療の違い」「治療期間の違い」「外科手術の有無」などが挙げられます。それぞれの異なる特徴を理解したうえで、自分に合った治療法を選択するのがおすすめです。

この記事では、「インプラントと入れ歯の違いや治療で後悔しないための選び方」を紹介します。インプラントと入れ歯のメリット・デメリットまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1.インプラントと入れ歯の違いとは

インプラントと入れ歯の違いは、以下の7つです。

  • 保険適用と自費治療の違い
  • 治療期間の違い
  • 外科手術の有無の違い
  • 構造と固定方法の違い
  • 審美性の違い
  • メインテナンス方法の違い
  • 寿命の違い

それぞれ解説します。

1-1.保険適用と自費治療の違い

インプラントは、基本的に全額自己負担の「自費治療」です。対して入れ歯には安価な「保険適用」のものと、より機能性を追求した「自費治療」のものがあります。

日本の公的医療保険が、インプラントを機能回復以上の「審美的な治療」と位置付けており、入れ歯は最低限の機能を補う治療として保険が適用されます。

1-2.治療期間の違い

治療にかかる時間も、インプラントと入れ歯の両者で異なります。インプラントの治療期間は「3カ月〜1年程度」と長期にわたります。もししっかりと骨が結合する前に力を加えると、インプラントが抜け落ちるリスクがあるため、顎の骨にインプラント体が結合するのを待つことが必要です。

一方、入れ歯は型取りをしてから比較的短期間で作製できるため、数週間〜数カ月で治療が完了できます。治療法を選ぶ際は、治療を早く終えたいか、時間をかけてでも質の高さを求めるかでも変わります。

関連記事:インプラントの治療期間は?治療の流れごとに期間・注意点を解説

1-3.外科手術の有無の違い

体への負担を考えるうえで、外科手術の有無は重要なポイントです。インプラント治療は、顎の骨にインプラント体を埋め込むための外科手術が必要になります。そのため、手術に伴う痛みや腫れのリスクがあり、高血圧や糖尿病などの持病がある方は治療を受けられない場合もあります。

対照的に、入れ歯は基本的に型取りが中心で外科手術を伴わないため、身体的な負担が抑えられるのが特徴です。手術への抵抗感やご自身の健康状態が、治療法を選ぶうえでの基準にもなります。

1-4.構造と固定方法の違い

噛み心地や安定性を左右するのが、構造と固定方法の違いです。インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に直接埋め込み、それを土台として人工の歯を装着します。骨と直接結合するため、自分の歯のように、ガタつかずしっかりと固定されます。

一方、入れ歯は歯茎の上に乗せて粘膜で支えるか、部分入れ歯の場合は残っている歯に金属のバネ(クラスプ)をかけて固定する治療法です。インプラントに比べると安定性に欠けるため、ズレやすいといった側面があります。

1-5.審美性の違い

インプラントは、セラミックなどの天然歯に近い色や質感の素材を選べます。そのため、隣の歯と見分けがつかないほど自然な見た目を再現しやすいです。

一方、保険適用の入れ歯は、使える素材に制限があるため、人工の歯や歯茎部分が不自然に見えたり、部分入れ歯では金属のバネが目立ったりする場合もあります。しかし、自費の入れ歯であれば、バネのないものや自然な見た目のものを選ぶことも可能です。

1-6.メインテナンス方法の違い

インプラントと入れ歯は、治療後の日々の手入れの手間にも違いがあります。インプラントは取り外しの必要がなく、自分の歯と同じように毎日の歯磨きでケアが可能です。ただし、インプラント周囲炎を防ぐため、フロスや歯間ブラシを使った丁寧な清掃と、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが欠かせません。

対して入れ歯は、毎食後に取り外して洗浄する必要があり、就寝時も基本的には外します。この手入れを怠ると、口臭や細菌繁殖の原因になるため、日々の管理が重要です。

1-7.寿命の違い

長期的な視点で見ると、寿命にも違いがあります。インプラントは、適切なメインテナンスを継続することで、10年以上、場合によっては半永久的に機能します。

対して入れ歯は、顎の骨が痩せたり、噛み合わせが変化したりすると合わなくなり、3〜5年ごとに調整や作り直すのが一般的です。初期費用だけでなく、長期的なコストや作り直しの手間も踏まえて検討するのが大切です。

関連記事:インプラントの寿命はどのくらい?寿命を延ばす方法も解説

2.インプラントと入れ歯のメリット・デメリット

インプラントと入れ歯のメリット・デメリットを、それぞれ解説します。

2-1.インプラントのメリット

インプラントのメリットは、以下の5つです。

  • 見た目が自然で自信のある笑顔になれる
  • 自分の歯のようにしっかり噛める
  • 周りの健康な歯を傷つけずに済む
  • 顎の骨が痩せるのを防ぐ
  • 日々のお手入れが簡単

ひとつずつ紹介します。

2-1-1.見た目が自然で自信のある笑顔になれる

インプラントは、本物の歯のような見た目の再現が可能です。人工歯の素材を自由に選べるため、色や形、透明感が天然歯に近づき、治療後も周りに気づかれにくいです。

金属のバネなどもないため、口元の美しさを損ないません。人前での会話や笑顔に抵抗がなくなり、自信に満ちた毎日を送れるようになります。

2-1-2.自分の歯のようにしっかり噛める

インプラントにすると、自分の歯のように何でも食べられる喜びを得られやすいです。インプラントは、顎の骨に直接固定されています。

そのため、リンゴや硬いおせんべいなど、入れ歯ではためらうような硬い食べ物でも、力を入れてしっかりと噛めます。また、食べ物の温度や食感も感じやすいです。

関連記事:インプラント後の食事はOK!おすすめの食べ物やメニュー例を紹介

2-1-3.周りの健康な歯を傷つけずに済む

インプラントは、残っているほかの健康な歯を守れます。ブリッジ治療のように隣の健康な歯を削る必要がなく、また部分入れ歯のようにバネをかけることによる負担もかけません。

インプラントは独立して機能するため、周囲の歯の寿命を縮めず、口腔内全体の健康を長期的に維持しやすいです。そのため、自身の歯を一本でも多く残したいと考える方にとっても、メリットを得られやすい治療法です。

2-1-4.顎の骨が痩せるのを防ぐ

歯を失うと、噛む刺激が骨に伝わらなくなるため、顎の骨は徐々に痩せていきます。インプラントは、噛む力を天然歯と同じように直接骨に伝えるため、骨が痩せるのを防ぐ効果が期待できます。

また骨の健康が維持されるため、顔の輪郭の変化を防ぎ、若々しい印象を保ちやすいです。入れ歯やブリッジにはない、インプラント特有のアンチエイジング効果となります。

2-1-5.日々のお手入れが簡単

インプラントは、入れ歯のように毎食後に取り外して洗浄する手間がありません。基本的には、天然歯と同じように毎日の歯磨きでケアが完了できます。

もちろん、インプラント周囲炎を防ぐための丁寧なブラッシングや歯間ブラシの使用は不可欠ですが、特別な洗浄剤や保管容器は不要です。日々の生活リズムを大きく変えずに口腔ケアをおこなえる手軽さは、忙しい方にとって魅力的なポイントです。

2-2.インプラントのデメリット

インプラントのデメリットは、以下の3つです。

  • 外科手術が必要で身体的な負担がある
  • 保険適用外で治療費が高額になる
  • 定期的なメインテナンスが不可欠である

それぞれ解説します。

2-2-1.外科手術が必要で身体的な負担がある

インプラント治療を受けるためには、歯茎を切開して顎の骨に穴を開ける外科手術が必須です。手術には、痛みや腫れ、内出血などのリスクが伴います。

また重度の糖尿病や心疾患など、全身疾患をお持ちの方は、手術ができない場合もあります。身体的な負担とリスクは、インプラント治療を選択するうえでも慎重に検討が必要です。

関連記事:インプラントできない人の条件とは?できないときの対処法も解説

2-2-2.保険適用外で治療費が高額になる

インプラント治療は、公的医療保険が適用されない自費診療のため、治療費が高額になります。インプラント1本あたり「約30〜40万円程度」が相場です。

また、複数本を治療する場合には数百万円にのぼるケースもあります。インプラント治療は経済的な負担がハードルになる場合もあるため、治療を選択する前には、詳細な見積もりと自身の経済状況を照らし合わせることが不可欠です。

関連記事:インプラントの奥歯1本あたりの費用はいくら?費用を抑える方法を紹介

2-2-3.定期的なメインテナンスが不可欠である

インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメインテナンスが絶対に欠かせません。手入れを怠ると、インプラントの周りの歯茎が歯周病のような状態になる「インプラント周囲炎」を引き起こす場合もあります。

これが進行すると、結果的に支えている骨が溶けてインプラントが抜け落ちるケースもあります。自身の努力と、歯科医院によるプロのケアの継続が必要です。

関連記事:インプラントにデメリットはある?治療を成功させるポイント5選も解説

2-3.入れ歯のメリット

入れ歯のメリットは、以下の4つです。

  • 費用が安く保険が適用される
  • 外科手術が不要で体への負担が抑えられる
  • 治療期間が短い
  • 適用範囲の広い

ひとつずつ紹介します。

2-3-1.費用が安く保険が適用される

入れ歯は保険が適用されるため、部分入れ歯で「5,000円〜15,000円程度」の自己負担で治療を受けられます。経済的な負担をできるだけ抑えて、まずは失った歯の機能を回復させたいと考える方にとっては魅力的な選択肢です。

入れ歯の費用の安さは、インプラントのような高額な治療に踏み切れない場合の、現実的な解決策となり得ます。

2-3-2.外科手術が不要で体への負担が抑えられる

入れ歯は、外科手術を必要としないため、体への負担が抑えられる治療法です。手術に対する恐怖心がある方や、持病のために外科手術が困難な方でも、安心して治療を受けられます。

痛みや腫れといった術後のダウンタイムもないため、日常生活への影響を最小限に抑えられます。

2-3-3.治療期間が短い

入れ歯は、比較的短期間で治療が完了する点もメリットです。歯の型取りをしてから数回の調整を経て完成するため、部分入れ歯の場合は一般的に「数週間〜1カ月程度」で新しい歯を手に入れられます。

インプラントのように、骨の結合を待つ期間は必要ありません。とにかく早く歯がない状態を解消したい方にとっては、スピーディーな解決策となります。

2-3-4.適用範囲が広い

入れ歯は、ほとんどの症例に対応できる、適用範囲の広さも特徴です。たとえば、多くの歯を失ってしまった場合や、インプラントを埋め込むのに十分な骨の量がない場合でも、入れ歯であれば治療できます。

インプラント治療が困難と診断された方でも、歯の機能を取り戻せる治療法です。

2-4.入れ歯のデメリット

入れ歯のデメリットは、以下の4つです。

  • 違和感がありしっかり噛みにくい場合がある
  • ズレやガタつきが起きやすい
  • 健康な歯に負担をかける可能性がある(部分入れ歯)
  • 口臭の原因になることもある

それぞれ解説します。

2-4-1.違和感がありしっかり噛みにくい場合がある

入れ歯は口のなかに装置を入れますが、歯茎の上に乗っているだけのため、慣れるまでは異物感を感じやすいです。また、インプラントのように強く噛むのが難しく、硬いものや粘着性のある食べ物は苦手とする傾向があります。

食事の際に、食べ物が美味しく感じられないといった悩みを抱える場合もあります。

2-4-2.ズレやガタつきが起きやすい

入れ歯は、食事中や会話中に入れ歯のズレやガタつきが起こる場合があります。顎の骨が時間とともに痩せてしまい、入れ歯と歯茎の間に隙間ができてしまうのが主な原因です。

入れ歯のズレによる歯茎への痛みや、発音がしにくくなるといった、日常生活での不便を感じる場面もあります。

2-4-3.健康な歯に負担をかける可能性がある(部分入れ歯)

部分入れ歯の場合、金属のバネを健康な歯にかけて固定する必要があります。バネをかけられた歯には、噛むたびに余計な力が加わるため負担となりやすいです。

長期間使用していると、支えとなっている歯の揺れや虫歯になりやすくなります。あらかじめ、健康な歯の寿命を縮めるリスクがあることを理解しておきましょう。

2-4-4.口臭の原因になることもある

入れ歯は、手入れが不十分だと汚れや細菌が溜まりやすいです。とくに、入れ歯の床(ピンク色の部分)は吸水性のあるプラスチックでできているため、細菌が繁殖しやすく、口臭の原因となる場合もあります。

毎日の丁寧な洗浄と、専用の洗浄剤を使ったケアを怠ると、口腔内の衛生環境が悪化する場合もあるため注意が必要です。

3.【治療法別】インプラント・入れ歯の向いている人

治療法別に、それぞれがどのような価値観やライフスタイルの人に向いているのかを以下に解説していきます。

  • インプラントが向いている人
  • 入れ歯が向いている人

ひとつずつ解説します。

3-1.インプラントが向いている人

インプラントが向いている人は、以下のとおりです。

  • 自分の歯と同じように、しっかり噛みたい方
  • 周りの健康な歯を削りたくない・大切にしたい方
  • 見た目の美しさを重視し、自然な口元を求める方
  • 入れ歯の着脱や手入れを面倒だと感じる方
  • 長期的に安定した状態で歯を維持したい方

インプラントは、費用や期間がかかっても、食事や見た目など、生活の質を最大限に高めたいと考える方におすすめです。

3-2.入れ歯が向いている人

入れ歯が向いている人は、以下のとおりです。

  • 外科手術を避けたい・手術ができない方
  • 治療費をできるだけ抑えたい方
  • 短い期間で治療を終えたい方
  • 多くの歯を一度に失ってしまった方
  • メインテナンスや将来の調整のしやすさを重視する方

入れ歯は、費用を抑えて、まずは手軽に歯の機能を回復させたいと考える方におすすめです。

4.インプラントと入れ歯にかかる費用相場・期間

治療を選択するうえで、具体的な費用と期間の目安は重要な判断材料です。インプラントと入れ歯(保険適用・自費診療)それぞれの一般的な費用・期間を比較し、より現実的な治療計画を立てるための参考にしてみてください。

治療の種類

費用相場・治療期間

インプラント

費用相場: 1本あたり30万~50万円
治療期間: 3カ月~1年程度

入れ歯(保険適用)

費用相場: 5,000円~1万5,000円程度
治療期間: 数週間〜1カ月程度

入れ歯(自費診療) 費用相場: 15万~100万円以上
治療期間: 1カ月~3カ月程度

ただし、実際の費用・期間については歯科医院により異なります。詳しい費用と期間を知りたい方は、治療を検討している歯科医院へ直接お問い合わせください。

5.インプラントと入れ歯で後悔しないための選び方のポイント

インプラントと入れ歯で後悔しないための選び方のポイントは、以下の5つです。

  • 「噛む力」と「食事」をどれだけ重視するか
  • 「見た目の自然さ」と「話しやすさ」を求めるか
  • 「費用」と「治療期間」のどちらを優先するか
  • 「外科手術」と「日々の手入れ」に対する考え方はどうか
  • 残っている歯の健康をどう守りたいか

ひとつずつ紹介します。

5-1.「噛む力」と「食事」をどれだけ重視するか

インプラントと入れ歯で後悔しないためには、まず食事に対する満足度を考えておきましょう。たとえば、以下のような想いがある方は、噛む力が天然歯に近いインプラントが有力な候補になります。

  • ステーキやナッツ類など、硬いものでも気にせず食べたい
  • 自分の歯があったころと同じように食事を楽しみたい

一方で、以下をお考えであれば、入れ歯も十分にその役割を果たしてくれます。

  • ある程度柔らかいものが中心でも構わない
  • まずは食事ができる状態になれば良い

自身の食生活における優先順位について考え、インプラントか入れ歯を選択するのがおすすめです。

5-2.「見た目の自然さ」と「話しやすさ」を求めるか

インプラントと入れ歯の選択によって、審美性やコミュニケーションへの影響があります。たとえば、以下に該当する方は、違和感が少なく自然な見た目を再現しやすいインプラントがおすすめです。

  • 人前に立つ仕事をしている
  • 趣味で歌を歌う
  • 口元の見た目の美しさを保ちたい
  • 発音に影響が出てほしくない

逆に、以下を考える場合は、費用を抑えられる入れ歯も合理的な選択肢です。

  • そこまで見た目を気にしない
  • 多少の話しにくさは慣れでカバーできる

自身の社会生活やコミュニケーションのあり方と照らし合わせてみましょう。

5-3.「費用」と「治療期間」のどちらを優先するか

インプラントと入れ歯を選ぶ際は、「費用」と「治療期間」の優先度を考えておくのも、選択後に後悔しないためのポイントです。たとえば、以下のようなお考えがある方は、インプラントがもたらす長期的なメリットは価値を持ちます。

  • 長期的に快適に使えるなら初期投資は惜しまない
  • 質の高い治療のためなら時間はかかっても構わない

しかし、以下のニーズが最優先にある場合は、短期間・低コストで実現できる保険の入れ歯が候補となりやすいです。

  • 初期費用はできるだけ抑えたい
  • とにかく早く歯がない不便さから解放されたい

経済的な側面と時間的な制約は、現実的な選択に欠かせないため、慎重に判断しましょう。

5-4.「外科手術」と「日々の手入れ」に対する考え方はどうか

治療に伴う身体的・心理的な負担や、治療後の生活習慣も考慮し、外科手術の有無と日々の手入れに対する考え方を整理しておくのが望ましいです。

たとえば「歯茎を切ったり骨に穴を開けたりする手術には抵抗がある」方には、外科処置のいらない入れ歯が安心です。その代わり、毎日の取り外しと洗浄といった手間を受け入れる必要があります。

対して、もし「一度の手術で、そのあとの手入れの手間を減らしたい」とお考えの方は、日々のケアが歯磨きで済むインプラントが、ライフスタイルに合っているかもしれません。

5-5.残っている歯の健康をどう守りたいか

将来的にまだ残っている自身の歯をどう守っていくか、といった視点も大切です。部分入れ歯はバネをかける歯に負担がかかるリスクがあるため、以下の想いが強い方は、独立して機能するインプラントが理想的です。

  • 健康な歯を失いたくない
  • ほかの歯に迷惑をかけたくない

ただし、残っている歯がすでに弱っている場合や多くの歯を失っている場合は、インプラントが適用できず、入れ歯で口腔内全体を支える方が適切なケースもあります。専門的な判断が必要なため、歯科医師との相談が不可欠です。

6.まとめ

インプラントと入れ歯の違いには、「保険適用と自費治療による費用の違い」「治療期間の違い」「外科手術の有無」などがあります。インプラントは「機能性・審美性」に優れる一方、入れ歯は「手軽さ・経済性」においてメリットがあります。

しかし、インプラント治療が適用できず、入れ歯で口腔内全体を支える方が適切なケースもあるため、事前に歯科医師との相談が不可欠です。自分に合った最適な治療を受けたい方は、ぜひ歯科医院を受診してみてください。

ソレイユデンタルクリニックでは、インプラント治療のご相談を随時受け付けております。術前・術後のケアまで徹底しておこなわせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

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