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骨が足りない方でもインプラントを可能にする骨造成とは?種類・費用を解説

「骨が足りないからインプラントは難しい」と言われ、この先ずっと入れ歯で過ごすしかないのかと、落胆されていらっしゃることとお察しいたします。

しっかり噛める喜びを取り戻したいと願う一方で、「骨を増やす手術は怖くないか」「高額な費用を払って失敗したらどうしよう」という不安が、大きな壁となって立ちはだかっているのではないでしょうか。

せっかく人生100年時代を健やかに楽しもうという時期に、諦めるのはまだ早すぎます。実は、最新の歯科医療において「骨が足りない」のは不可能な理由ではなく、適切な「骨造成(こつぞうせい)」をおこなうことで、安全にインプラント治療を可能にするためのステップに過ぎないからです。

そこで本記事では、骨を増やす代表的な術式であるGBRやサイナスリフトの具体的な仕組みから、費用相場・治療期間・成功率を高めるためのポイントまで、専門的な視点で分かりやすく解説しました。

1.インプラントは骨が足りない場合でも治療できる?

インプラントの骨造成とは、顎の骨が足りない部分に骨の代わりとなる材料を足し、インプラントを埋め込めるように再生させる治療のことです。

歯周病や加齢で骨が痩せてしまうと、インプラントを埋入するための土台が足りなくなるため、自分の骨や人工の骨補填材という材料を使い、不足している部分の厚みや高さを補う必要があります。骨造成をおこなうと、以前は治療を断られていた方でも、安全にインプラント手術を受けられるようになります。

2.インプラントの骨が足りない状態を解消する骨造成とは

骨造成とは、インプラントを固定するために不足しているあごの骨を補って再生させる治療法です。歯周病や加齢により骨が痩せると、そのままではインプラントを埋めるのが難しくなります。

骨造成の手術では人工骨やご自身の骨を用いて、土台となる骨の厚みや高さを回復させるのが目的です。骨造成の処置をおこなうと、骨が少なくて諦めていた方でもインプラントが可能になる場合も。

関連記事:インプラントの骨造成とは?メリット・デメリット・種類を紹介

2-1.骨造成の仕組み

骨造成の仕組みは、骨を壊す細胞(破骨細胞)と骨を作る細胞(骨芽細胞)の働きによって成り立っています。具体的には、以下の流れで骨が作られます。

  1. 骨が足りない部分にスペースを作る
  2. 1でつくったスペースに骨の材料(人工骨やご自身の骨など)を入れる
  3. 骨芽細胞が入り込み、新しい骨を作る
  4. 数カ月かけて自分の骨に置き換わる

時間はかかりますが、骨造成はインプラントを長持ちさせるために頑丈な土台を準備する重要な処置です。

2-2.骨造成の種類

骨造成は、インプラントを埋めるための土台となる骨の厚みや高さを増やす手術の総称です。ここでは骨造成にどのような種類があるかご紹介します。

  • GBR法
  • サイナスリフト
  • ソケットリフト
  • ソケットプリザベーション

ひとつずつ見ていきましょう。

2-2-1.GBR法

GBR法は、骨が足りない場所に人工骨やご自身の骨などを詰め、専用の膜で覆って骨の再生を促す方法です。正式には骨再生誘導法と呼ばれ、幅や高さが不足している部位に用いられます。

骨が完成するまで数カ月の期間が必要ですが、インプラントを支える強い土台が作れます。手術と同時にインプラントを埋められるケースもあるのがGBR法の特徴です。

2-2-2.サイナスリフト

サイナスリフトは、上顎の奥歯の上にある空洞(上顎洞)の底を持ち上げて骨を作る手術です。上顎の骨が著しく薄い場合におこなわれ、横の歯茎からアプローチして大量の人工骨を入れます。サイナスリフトは、広い範囲で骨を増やせるため、複数のインプラントを埋めたいときに有効な手法です。

骨がしっかり固まるまで半年以上の待機期間が必要で、大がかりな処置ですが、インプラントを確実に安定して埋入できるようになります。

2-2-3.ソケットリフト

ソケットリフトは、インプラントを埋める穴の底から上顎洞の粘膜を押し上げて骨を足す方法で、骨の厚みが4ミリから5ミリほど残っている場合に適した、比較的負担の少ない処置です。サイナスリフトに比べて傷口が小さく、痛みや腫れを抑えられます。

インプラントの埋入と同時におこなえるため、全体の治療期間を短くできますが、増やせる骨の量には限界がある点に注意が必要です。

2-2-4.ソケットプリザベーション

ソケットプリザベーションは、抜歯をした直後の穴に人工骨を入れ、骨が痩せるのを防ぐ処置です。歯を抜くと周囲の骨が急速に吸収されるため、あらかじめ土台を維持しておくのを目的におこないます。

将来インプラントをする予定がある場合、抜歯と同時におこなうのが効果的です。骨のボリュームを保てると、あとの手術を簡単にできるため、負担が少なく、健康な歯茎の形を綺麗に守れます。

関連記事:インプラント治療で抜歯が必要なケースは?抜歯をするメリットを解説

2-3.骨造成にかかる費用相場と治療期間

以下は、骨造成にかかる費用相場と治療期間の目安です。

骨造成の方法

費用相場

治療期間

GBR法

約3~15万円 約4~8カ月

サイナスリフト

約15~30万円

約6カ月〜1年
ソケットリフト 約3~10万円 約4〜8ヶ月
ソケットプリザーベーション 約5万~10万円 約3〜6ヶ月

骨造成は自由診療のため、歯科医院によって費用が異なります。

インプラントという比較的高額な治療費に加えて、骨造成の費用がかかると、インプラントを諦めてしまいがちですが、医療費控除やデンタルローン、院内分割などを活用してみるのもおすすめです。

関連記事:インプラントの治療費でデンタルローンは利用可能?申請の流れや審査について解説

3.インプラントで骨が足りないと診断される理由

インプラントで骨が足りないと診断される理由は、歯を支える土台である顎の骨が減るのが原因ですが、顎の骨が減る原因は人によってさまざまです。

ここではインプラントで骨が足りないと診断される理由である、顎の骨の減少が起きる原因を解説します。

  • 重度の歯周病で歯を支える骨が溶けている
  • 歯を抜いたまま長期間放置して骨が痩せている
  • 合わない入れ歯の使用で骨が吸収されている
  • 生まれつき顎の骨が薄く厚みが不足している

ひとつずつ見ていきましょう。

3-1.重度の歯周病で歯を支える骨が溶けている

顎の骨が減る原因のひとつは、重度の歯周病で歯を支える骨が溶けていることです。

歯周病を患うと、歯周病の原因菌が出す毒素で骨が徐々に破壊されます。歯茎の腫れを放置すると、この炎症が奥深くまで進んで骨を少しずつ溶かしていくのです。

一度溶けてしまった骨は自然にもとに戻らないため、重度の歯周病はインプラントを埋めるための厚みが不足する理由となります。

3-2.歯を抜いたまま長期間放置して骨が痩せている

歯を抜いたまま長期間放置して骨が痩せているのも、インプラントで顎の骨が足りないと診断される理由の一つです。

体の一部を使わないと衰えるように、顎の骨も役割を失うと自然に細くなります。放置時間が長いほど、骨を増やす追加の処置が必要になる可能性が高まり、手術のリスクが高まるため、早めの相談が必要です。

3-3.合わない入れ歯の使用で骨が吸収されている

合わない入れ歯の使用で骨が吸収されているのも、顎の骨が足りなくなる原因のひとつです。入れ歯がガタつくと、噛むたびに歯茎や下の骨を強く圧迫し、過剰な刺激は骨を溶かす原因となります。

違和感を放置すると、将来的にインプラントへ変更しようと考えても、土台が足りなくなる場合もあるため、快適な口元を保つには、定期的な調整をおこない骨へのダメージを減らすのが大切です。

3-4.生まれつき顎の骨が薄く厚みが不足している

生まれつき顎の骨が薄く厚みが不足している場合も、インプラントで骨が足りないと診断される一例です。病気ではなくても、もとからインプラントを埋めるためのスペースが足りないケースは珍しくありません。とくに上顎の奥歯付近は空洞があるため、ほかの場所よりも骨が薄くなりやすい部位とされています。

もともとの骨量が少ない方でも、骨を補強する特別な治療法を選べばインプラントは可能です。まずは歯科医院での精密検査で、骨の正確な厚みを測定してもらいましょう。

4.インプラントで骨が足りないまま治療するリスク

インプラントで骨が足りないまま無理に治療をおこなうと、将来的に重大なトラブルを引き起こすリスクが高まります。以下で具体的にどのようなリスクがあるか見ていきましょう。

  • インプラントが骨と結合せず抜け落ちる
  • ドリル等の器具が神経や血管を損傷する
  • インプラントの金属部分が露出しやすい
  • 細菌感染を起こしやすくなる

ひとつずつご紹介します。

4-1.インプラントが骨と結合せず抜け落ちる

骨が足りない状態で無理に埋入をおこなうと、インプラントが骨としっかり結合せずに抜け落ちやすくなります。インプラント体と骨が一体化する現象には、周囲に十分な骨の量があるのが必須条件です。土台がスカスカな状態でインプラントをおこなっても、噛む力に耐えられず、時間とともにグラつき始めます。

骨が足りないままインプラントをおこなっても、インプラントが抜け落ちて最終的にインプラントを撤去せざるを得なくなり、再治療の負担がさらに増えかねません。

4-2.ドリル等の器具が神経や血管を損傷する

骨の厚みが不足している場所へ無理に穴をあけると、手術用のドリルが神経や血管を傷つける危険があります。とくに下の顎には太い神経が通っており、損傷すると唇の麻痺や痛みが長期間残ります。

また、血管を傷つけると止まらない出血を招く恐れもあり、安全な手術の進行を妨げるため、安全にインプラント治療をおこなうためにも、骨造成は必要な処置です。

4-3.インプラントの金属部分が露出しやすい

骨が足りないと、インプラントの土台である金属部分が歯茎から透けたり露出したりしやすくなります。周囲を支える骨が薄いと歯茎が下がり、見た目が著しく損なわれます。

美しく自然な仕上がりを目指す場合、骨造成の手術をおこなって土台を作るのがインプラント治療をおこなうのに理想的な手順です。

4-4.細菌感染を起こしやすくなる

骨の量が不足した状態でインプラントを埋入すると、安定性が得にくくなり、清掃不良などをきっかけにインプラント周囲炎のリスクが高まる場合があります。インプラント周囲炎は初期に自覚症状が出にくいケースもあり、気づいた時には周囲の骨吸収が進んでいるリスクが高いです。

骨量が足りない場合は、骨造成などで土台を整えると、長期的な安定につながりやすくなります。

関連記事:インプラント周囲炎の初期症状とは?予防と対処法を解説

5.インプラントの骨が足りないときに骨造成をするメリット

インプラントの骨が足りないときに骨造成をおこなうと、安全に長く使い続けられる土台を作ることが可能です。ここではインプラントの骨が足りないときに骨造成をするメリットを具体的に解説します。

  • 理想的な位置や深さにインプラントを埋入できる
  • インプラントが骨としっかり結合する
  • 天然歯のような自然な見た目になる
  • 他院で断られるような難症例でも治療が可能になる

ひとつずつ見ていきましょう。

5-1.理想的な位置や深さにインプラントを埋入できる

骨造成をおこなうと、インプラントを理想的な深さや角度で埋め込めるようになります。骨が足りないと埋める場所が制限されますが、骨を増やすと自由度が上がり、噛み合わせのバランスを整えるのが容易になるのです。たとえば、噛む力が均等に分散される位置に設置できると、インプラント本体への負担を減らせます。

インプラントを長く快適に使い続けるためには、土台となる骨の量を整えるのが重要なポイントです。

5-2.インプラントが骨としっかり結合する

骨造成によって十分な骨量を確保すると、インプラントが顎の骨とよりしっかり結びつきます。インプラントが安定して動かないようにするためには、周囲をたっぷりの骨で囲むのが大切です。

骨造成で骨がしっかりすると、硬いものを食べたときでも自分の歯のように力強く噛めます。骨造成は骨とインプラントが一体化するのを助ける役割を果たすため、治療の成功率を高める効果が期待できるでしょう。

5-3.天然歯のような自然な見た目になる

骨を増やす処置をおこなうと、歯茎の形が整って天然の歯のような美しい見た目に仕上がります。骨が痩せていると歯茎が下がり、インプラントの金属部分が透けたり不自然に長く見えたりしやすいです。

骨造成で土台をふっくらとさせると、若々しい口元を再現できます。前歯や目立つ場所を治療する際には、骨造成をおこない、見た目の不自然につながるリスクを回避しましょう。

5-4.他院で断られるような難症例でも治療が可能になる

骨造成の技術を活用すると、過去に他院で治療を断られた難しい症例でもインプラント治療が可能になる場合があります。骨が足りずインプラントを断られた場合でも、骨造成をおこなえば治療の可能性が広がります。

高い技術を持つ医院を選び、安全に骨を増やして理想的な口元を手に入れましょう。

6.インプラントの骨が足りないときに骨造成するデメリット

インプラントの骨が足りないときにおこなう骨造成には、メリットだけでなくデメリットもあります。治療を決める前には、プラス面だけでなく以下で紹介するマイナス面も正しく理解しておきましょう。

  • 治療が長引く
  • 腫れや痛みが出やすい
  • 追加の費用がかかる

ひとつずつご紹介します。

6-1.治療が長引く

骨造成をおこなうと、通常の治療に比べて全体の期間が数カ月から半年ほど長引きます。治療期間が伸びるのは、移植した骨が自分の骨として定着するまでに、十分な待機時間が必要なためです。とくに、骨の不足量が多いほど回復を待つ時間は増えます。

骨造成によって治療期間が長引くのは、忙しい方はもちろん、治療を早く終わらせたい方にとってはデメリットになるでしょう。

6-2.腫れや痛みが出やすい

骨造成は歯茎を大きく切開する手術を伴うため、術後に強い腫れや痛みが出やすいです。骨を増やすための材料を入れる刺激により、身体が敏感に反応します。頬が大きく腫れたり、内出血で皮膚の色が変わったりする場合もあるでしょう。

通常、痛み止めでコントロールできますが、数日間は安静に過ごすのが大切です。不快な症状が長引く可能性を考えると、手術の時期を慎重に選ぶのが重要です。

6-3.追加の費用がかかる

骨造成を併用すると、インプラント本体の代金とは別に追加の費用が発生します。特殊な人工骨の材料代や、高度な技術が必要な手術費用が加算されるのが追加費用が発生する理由です。

骨造成は保険が適用されない自費診療となるため、経済的な計画を事前によく立てるのが大切です。カウンセリングでは、見積書の内容を細かく確認しておきましょう。

7.インプラントの骨が足りない治療を成功させるポイント

インプラントの骨が足りない治療を成功させるには、事前の準備と手術後の生活習慣を見直すのが重要です。ここではインプラント治療を成功させるためのポイントをご紹介します。

  • 喫煙を控えて骨とインプラントの結合を促す
  • 事前に歯周病治療をおこなう
  • 術後のケアと定期検診で口内を清潔に保つ
  • 持病を適切にコントロールする

ひとつずつ見ていきましょう。

7-1.喫煙を控えて骨とインプラントの結合を促す

インプラント治療を成功させるには、喫煙を控えるのが大切です。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる働きがあり、手術をした場所の治りを遅らせる働きがあります。血流が悪くなると、せっかく増やした骨が定着しにくくなるため、禁煙を頑張るのがインプラント治療を成功させるポイントです。

手術の前後にタバコを断つと、感染症といったトラブルを防ぐ効果も期待できます。

関連記事:インプラントは喫煙者でもできる?治療に与える影響やリスクを解説

7-2.事前に歯周病治療をおこなう

事前に歯周病治療をおこなうのは、お口のなかの細菌を減らしてインプラントが抜けるリスクを回避するのに効果的です。歯周病の原因菌が残っていると、手術をした場所に感染が広がり、骨造成がうまくいかなくなるリスクがあります。

事前の歯周病治療で土台となる歯茎を健康な状態に整えるのが、新しい骨を安定させるために必要なステップです。

7-3.術後のケアと定期検診で口内を清潔に保つ

術後のケアと定期検診で口内を清潔に保つのは、インプラント周囲炎という病気を防いでインプラントを長持ちさせるのに有効です。

人工物のインプラントは虫歯にはなりませんが、汚れが溜まると周りの骨が溶けるインプラント周囲炎を発症する場合があります。とくに増やした骨が定着するまではデリケートなため、毎日の歯磨きとプロの掃除を組み合わせるのが重要です。

7-4.持病を適切にコントロールする

持病を適切にコントロールするのも、インプラント治療を成功させるポイントです。たとえば、糖尿病といった持病があると傷の治りが遅くなり、細菌に感染しやすくなります。かかりつけの医師と相談しながら、数値を安定させておくのがインプラント手術を安全におこなうための条件です。

持病の状態をもとに治療計画を立てるため、必ず事前に歯科医師へご相談ください。

8.インプラントの骨が足りないときの骨造成以外の選択肢

骨が足りない場合でも、骨造成をせずにインプラント治療をおこなう方法はいくつか存在します。ここでは骨造成以外の選択肢をご紹介します。

  • ショートインプラント
  • 傾斜埋入(オールオン4・6)
  • 骨の幅が狭くても適用できる細いインプラント
  • ザイゴマインプラント

ひとつずつ見ていきましょう。

8-1.ショートインプラント

ショートインプラントとは、通常よりも長さが短いインプラント体のことです。短いながらもしっかりと固定できる設計がなされており、骨の厚みが足りない場所でも神経や血管を避けて安全に埋め込めます。

以前は難しいとされていた症例でも、骨造成なしで対応できるのがショートインプラントの特徴です。手術の範囲が狭くなるため、術後の腫れや痛みを抑えられます。

8-2.傾斜埋入(オールオン4・6)

傾斜埋入(オールオン4・6)とは、骨がしっかり残っている場所を狙ってインプラントを斜めに埋め込む手法です。少ない本数ですべての歯を支えられるのが、傾斜埋入の特徴です。また、骨を増やす必要がないため、手術当日に仮の歯を装着できます。

総入れ歯を避けたい方にとって、傾斜埋入は魅力的な選択肢のひとつです。

関連記事:オールオン4とはどんな治療?メリット・デメリット・おすすめな人など解説

8-3.骨の幅が狭くても適用できる細いインプラント

骨の幅が狭い場合には、通常よりも直径が細いナローインプラントを使用する選択肢もあります。ナローインプラントを使うと、本来なら骨を広げる手術が必要なケースでもそのまま埋め込めます。

とくに顎の前側といった、もともと骨が薄い部分の治療におすすめです。

8-4.ザイゴマインプラント

ザイゴマインプラントとは、上顎の骨が極端に少ない場合に頬骨へインプラントを埋め込む治療法です。通常の場所には固定が難しい状態でも、硬い頬骨を利用するとインプラントをしっかり固定できます。骨造成を何度おこなっても骨が増えなかった方でも、大がかりな骨移植を避けて、インプラント治療の成功率を高めることが期待できます。

ザイゴマインプラントは専門的な技術が必要ですが、重度の骨不足に悩む方におすすめな選択肢です。

9.まとめ

骨が足りない場合でも、適切な骨造成をおこなうとインプラント治療は可能になります。手術の種類や費用は個人の状態によって変わるため、事前の丁寧なカウンセリングを受けるのが大切です。

とくに高度な技術が必要な難症例の場合は、実績のある歯科医師を選びましょう。

当院では、他院で骨が足りないと診断され、インプラントを諦めかけている方でも安心して治療を受けていただけるよう、高度な骨造成技術を用いたインプラント治療をおこなっています。「骨が足りなくてインプラントを断られた」「自分にはもうインプラントの選択肢は難しいかも」という方は、お気軽にご相談ください。

この記事の監修者

医療法人社団隆嘉会 ソレイユデンタルクリニック 理事長

山田 嘉宏(やまだ よしひろ)

1990年 昭和大学歯学部 卒業
1990~1992年 東京医科歯科大学補綴科 勤務
1992~1993年 茨城県友部歯科診療所 勤務
1993~1999年 品川区共立歯科 分院長 勤務
1999~2003年 よしひろ歯科クリニック 開院
2003年 医療法人社団隆嘉会 よしひろ歯科クリニック 開院
2014年 医療法人社団隆嘉会ソレイユデンタルクリニック 開院

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